6月7日、自助会を開催しました。
16名の方に集まって頂きました。
職場での人間関係のストレス、上長の理解が得られないことの不安、休職や復職で周りに迷惑をかけてしまうことへの不安、休んでいる間は何をするか、しなければいけないことができなくてストレスになる等の話がありました。
休職にはネガティブなイメージがありますしデメリットが多いのは確かです。
でも、休職しないと分からないこと、気付けないこと、変えらないこともあります。
回復するとはそれらを否定するのではなく活かすことだと思います。
大阪うつ自助会が始まって半年経ちました。
定期的に参加される方、初参加の方がいらっしゃいますが、皆さんが行って良かったと思える会であり続けることが一番大事だと考えます。
そのために重要視していることが3つあります。
①自分の病は自分で良くする
あくまで自助のための会ですので自助努力が原則ですが、当事者同士のよき連携、情報や気持ちの共有は自助努力の支えになります。
②フラットな関係性
参加者の参加回数、発言力、発言回数等で上下関係があると思わないでください。
辛い病気と向き合って頑張っているもの同士です。症状、立場、意見や考え方は違っても相手へ敬意を払うことは忘れないでください。
③そのまま鵜呑みにしない
会の中でのわたしの発言は自分のうつ病の経験をもとに死ぬ気で考え、これでいいのか問い直し考え直し、実行し確認して、修正してまた考えて実行するという作業を繰り返している途中で、皆さんの話を聴いていて出てきた断片に過ぎません。
理想論、空論に聞こえることがあるのはそのためもあると思います。
受け止めるか受け流すか、どう考えるか実行するかしないかは各自の自由ですが、情報として受け止めて分かったと思っても何の役にも立たないものです。
自分で考えて分かれば生き方が変わります、それで初めて役立ったといえます。
考えることに手遅れはありません。
一緒に考えましょう。