10月5日自助会を開催しました。
14名の方に集まって頂きました。
日中の眠気について、薬の効き目について、ストレスや怒りとの向き合い方、分かっていても「べき思考」をやめられない難しさなどの話がありました。
この病気になって失うものや人、ことは沢山あると思います。
辛いことです、後悔の念に苛まれること絶望することもあると思います。
取り戻したい元に戻りたいと努力している方もいると思います。
一方、病気になってそれまで当たり前過ぎて気が付いていなかった、選択肢の一つにもしてこなかったことやものがあるのだと気が付くこともあります。
何を選ぶのか選ばないのか、もう選べなくなった選択肢もあるかも知れません。
どれを選ぶのが正解なのかを判断すること自体も難しいし、選んだとしてもそれを実現させることは簡単ではないことも多いでしょう。
何が正解なのか、本当のところはそうなってみないと分からないのですから、難しいのは当たり前といえば当たり前です。
ですが選ぶことについて、わたしからいえることがひとつだけあります。
死ぬ前に後悔しない人生の選択をする。
他人から見てではなく自分に対して、噓偽りなく良い人生だったと言えることをしてきたのか自分に問う時がきます。その時になって違っていたと気が付く、やり直す時間はないと分かる、これほど虚しいことはありません。
逆に良い人生だったと思えるなら、他からどう見えていたとしても幸せなことです。
そして、そういう基準で人生の選択を始めた人は、すでに幸せを手にしているのだと思います。
考えることに手遅れはありません。
一緒に考えましょう。