11月1日、第11回大阪うつ自助会を開催しました。
17名の方に集まって頂きました。
パワハラ体質の職場での体験談、今の自分にはハードルが高すぎる専門家のアドバイスどう受け止めればいいのか分からない、転院したいが手続きが大変で躊躇してしまう等の話がありました。
ハラスメントをきっかけに心の病に罹ってこの会に来られる方は多いです。
被害に遭った側はやむを得ず休職や退職に追い込まれるのに、加害者側は何もないかあっても謝罪程度で終わるのは納得がいかないという話が出ることもあります。
ハラスメントをした人は悪いことをした人です。
ハラスメントをされた人は悪いことをした人ではありません。
悪いことをした人と悪いことをしていない人ではどっちが悪いと思いますか、あるいはどっちの方がいいと思いますか。
悪だと知って悪をなす人はおらず、人は自分にとっていいと思うことしかできません。つまりハラスメントをする人は自分にとっていいと思っているからそれをします。
ですが、いくら自分はいいと思ったところで悪は悪に過ぎず善にはなりません。
ハラスメントをする人は知らずに悪いことをしてそれに気が付けない残念な人です。
なぜいい大人が悪いことを悪いと知らないのか不思議に思う人もいると思います。
他人に善悪の判断を任せて自分で考えていないからではないでしょうか。
考えている人は自分が悪いのかも知れないと省みることができますが、考えていない人は何も考えず自分が悪いはずがないと思い込んでいるからだと思います。
悪いことをする人は悪い人であって、よい人ではありません。あたりまえです。
そして言葉の定義により悪い人が送る人生のことを悪い人生といい、よい人が送る人生のことを良い人生といいます。やっぱりあたりまえです。
何を基準にどっちを選ぶかは本人次第ですが、最期になって間違いだったと気が付いても手遅れです、気を付けてください。
運悪くそういう人に当たった場合、距離を取るか逃げるかしかないのかなと思います。
どうせ巻き込まれるなら悪い人より、よい人に巻き込まれた方がいいと思います。
考えることに手遅れはありません。
一緒に考えましょう。