2025年8月3日日曜日

2025年8月自助会

 8月2日、自助会を開催しました。
15名の方に集まって頂きました。

周囲から男のくせにという目で見られる辛さ、精神疾患、精神障碍への偏見や無理解から周囲に受け入れられない辛さ、職場のコミュニケーションの難しさやそれへの対応方法などのはなしがありました。

精神疾患や障害の辛さとは何でしょうか。
内容は千差万別でその人の立場や置かれている環境その他で違いますしその受けとめ方も人それぞれです。しかし、共通点もあります。
それは、自分の人生の内容であるということです。
自分は自分以外の自分にはなれないし、自分の人生を他人に生きてもらうことはできません。自分の人生の内容が自分の人生であり、他人の人生の内容は他人の人生です。

では自分とは何でしょうか、人生とは何でしょうか。
自分とはどんな自分とか、自分の人生はこういう人生といった内容の話ではなく、自分とはいったい何なのか、自分が生まれて生きていて、いずれ死ぬこの自分の人生とは何なのか、そもそも自分や人生があるとはどういうことなのか。

自分は幸せ、生きているって素晴らしいと思っている人はまず考えないことです。
なぜなら、自分が自分であること、自分の人生があることはあたりまえであり、あたりまえなんだからそれ以上考えるのは無駄、何の得にもならないと思うからです。

なぜここでこんな話をしたのかといえば、辛さの正体、辛さの本質に気が付くことができるようになるからです。
自分とは何か、人生とは何か考え抜いていってもストレスがなくなる、嫌なことが嫌でなくなるわけではありません。
ですが、そんなことはどうでも良いことで、自分にとって自分の人生にとっては大した問題ではないと分かるようになるからです。

もっと大事なことがある、すること、知ること、考えることがある、それさえ分かれば今ここで死んでも何の悔いもない、そういうものがあると分かります。
答えはネットや本の中にはありません、あなたの中にあります。

考えることに手遅れはありません。
一緒に考えましょう。